MilkyWay

~ケアラーズカフェLuana~

訪れていただき、ありがとうございます。
ここはケアする人をケアするカフェ。本音と弱音が言える場所です。
あなたがあなたでいられる場所、私が私でいられる場所となるように。
毎月1回、おだわら市民交流センターUMECOで
市民活動団体のMilkyWayが主体となって活動しています。

MilkyWayについて

看護師・社会福祉士・精神保健福祉士・行政書士・保育士
・介護福祉士・介護支援専門員・薬剤師
などの医療・介護・福祉の専門職のほか、
温かな優しい気持ちの溢れる人たちが集まりました。
地域での仕事や暮らしの中で、制度だけでは手の届かないこと、見えない部分、
声に出せない思い、自分がケアラーだと気付かない子どもや若者などの姿を知り、
お喋りしたり癒し合えたりする場所が必要だと考えるようになりました。

自分たち自身も高齢者、障がいや病気を抱える家族の介護を経験し、
支援の仕事や生活で疲れることもあるなか、情報を共有したり学び合ったりでき、
どんなことでも話せる場所は、未来の元気に繫がりました。
その仲間が『MilkyWay』です。
MilkyWay(天の川)は色々な星が集まり、多くの星座が重なりあっています。
そこから多様性と重ねました。

そして、さらに発展して笑顔の輪を増やしたいと『ケアラーズカフェLuana』を
小田原市の市民活動団体として立ち上げることになりました。
小田原市民だけでなく、近隣市町村や横浜市にも会員がいます。

“Luana”はハワイ語で「暇な時間がある、仲間と楽しむ、くつろぐ、満足する」という意味があります。ケアラーやケアの仕事をする人たちにとって、自分の自由な時間があるというのは、心身にとっても生きていく上でも、とても大切なことだと思っています。
ぜひ、ケアラーズカフェLuanaにいらしてください。

地域課題に向けて

情報発信

ケアラーやヤングケアラー、若者ケアラー、ケアを仕事とする人たちへの支援が
なぜ重要とされて来ているのか、法律や関連サイト、イベントなどをご紹介します。

会員の思いを育む

会員のケアラー支援に関する認定資格の取得、研修の参加など、学びや心の豊かさにつながるためのサポートをしています。

地域への取り組み

月に1回のケアラーズカフェLuana、不定期で講演会、チャリティーコンサート、チャリティーバザーなどを開催します。

代表挨拶

MilkyWay代表の小林貴喜(あつき)です。看護師や衛生管理者、介護支援専門員などの資格を持ちますが、私自身が、かつてヤングケアラーであり、ケアラーでした。

小学生の頃、父親が精神疾患となり、経済的にも精神的にも常に不安定な家庭で育ちました。勉強や部活ができる環境ではありませんでしたし、学費が払えないので行きたい学校も選べませんでした。そのうえ、親をケアしてきた子どもですから、自分は何が好きなのか、何をやりたいのかさえ分かりませんでした。

入院している父親をお見舞いに行った時、看護師さんは「お父さんは好きで病気になったのではないから看てあげてね」と 小学生の私に言いました。その言葉は、子どもの心に残る呪縛となりました。私は、一生、お父さんを看る人生なんだ、と。

これは、40年も50年も前の話ですが、今も子どもの頃の私と変わらない姿の子どもたちがいることに愕然としました。

私は、そののちの人生で、知識や正確な情報を得て、自分は自分の人生を大切に生きていく力を持つことで、家族の看病や介護を抱えていても、理解を示してくれたり、助けてくれたりする人たちと必ず出会えることを知っていきます。 


三男は障がいがあり、父親とはまた違った社会の冷たさを味わうことになりましたが、全てが冷たいわけではないことを既に知っています。頑張っていることをきちんと伝えることができさえすれば、必ず応援してくれる人たちと出会えます。


ところが、地域には、看病や介護で孤立したり疲弊したりしている人たちがいることの多さを知り、医療や介護保険などの制度がこれだけ進んで来たのになぜなんだろうと疑問を持つようになりました。

そうして、「ケアラー支援」について学ぶようになり、声を掛けると仲間が増えていき、市民活動団体として活動できるようになりました。

ケアラー支援について学んだり携わったりしていくと、看病や介護に留まらず、家族の様々な課題に結びついていることを実感します。

ヤングケアラーの経験も、看護師としても経験も、働きながらや子育てしながらのケアの経験も全て生かして、ケアを抱えていても、笑顔でいられる人たちを増やしていきたい。その力を若い人たちにも繋いでいきたい。2023年7月にMilkyWayの活動を始めた時からその思いはこれからもずっと変わりません。

2025年1月5日

MilkyWay

MilkyWayは、13名の会員がいます。皆思いはあるものの、どのような形にしていくのがベストなのか、手探りの状態から始まりました。それぞれの専門性や個性を尊重し、それぞれの好きなこと得意なことを生かしながら試行錯誤を重ね、団体として形になって来ました。向上心を忘れずに、信頼と実績を積み重ねていきたいと思います。

もし、お気持ちがありましたら、一緒のお仲間になっていただけたら、賛助会員やボランティア、ご寄付等で応援していただけたら大変嬉しいです。

SDGsパートナー登録

かながわSDGsパートナー登録証

かながわSDGsパートナー登録ロゴ

おだわらSDGsパートナー登録証

おだわらSDGsパートナー登録ロゴ

若者ケアラーとは


18歳~おおむね30歳代までのケアラーのこと。
ケアラーに含まれますが、若い世代には、進学や就職、キャリア形成、仕事と介護の両立、人生設計など、若い世代固有の課題があります。

  • ケアの内容はヤングケアラーと同様ですが、ケア責任がより重くなることもあります。
  • ヤングケアラーからケアを継続している場合と、18歳を越えてからケアがはじまる場合とがあります。 


※(一社)日本ケアラー連盟の定義です。

カフェとイベントの申し込み

ケアラーズカフェLuanaは申し込み不要ですが、事前に予約できる方はお願いします。
そのほか、講演会、コンサートなどのイベントも右上の【お申込み・お問い合わせ】
のボタンから申し込みをお願いします。

MilkyWay

会員は普段は仕事をしています。介護をしている人もいます。
ケアラーズカフェLuanaやイベントに参加していただく方も同じです。
学生や子育て中の方もいるかも知れません。
お互いに余裕のある時間を有効に使えるよう、
当サイトのお申込みやお問合せのシステムのご利用をお願いします。

X(Twitter)

社会福祉法人 神奈川県社会福祉協議会

ケアラー支援専門員設置事業

https://www.knsyk.jp/service/carer

一般社団法人 日本ケアラー連盟

https://carersjapan.com

小田原市 子ども・若者支援課

ヤングケアラーに関する相談

https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/edu-ch/kosodate/advice/childguidance.html